サラリーマンの副業は時給で考えないようにしよう。

副業

昨日、Yahoo!ニュースで下記の記事を見ました。

正社員の10%以上が副業 中には過重労働で体調崩す人も

時間がない方の為に要約すると下記のような内容の記事です。

・正社員で現在、副業している人は10.9%
・副業による平均月収は6.82万円で、時給ベースでは1652.1円
・1週間あたりの副業にかける時間は平均10.32時間
・本業と副業の労働時間が多く、体調を崩すような人もいる

あくまでも平均の数値なので、何とも言えないですが、凄い時間をかけているわりには稼げていないですし、稼ぐ事だけが目的であれば本業で残業して結果を出した方がいいですねという意見が出てきそうです。

とはいえ、このデータだけを見て、一概に「無駄な副業時間乙!w」とか「残業で良くね?」と結論付けるのも分析としては甘いと言えます。この平均の数値だけではそういった事はまだ結論付けられませんね。

ただ、今回の記事を見て私が言いたい事はそういったデータの見方はちゃんとしましょうね的な事ではなくて「もちろん、時給換算で本業よりも稼げるようになったほうがいいけれども、そうなるまでは本業以下になっちゃうのはしょうがないよね」という事です。

自分の副業を時給換算してみる

私もサラリーマン(正社員)をやりながらサイト運営の副業をしていて、月収平均で15万円~16万円稼いでいます。(2018年実績)
ざっと計算したところ1週間の労働時間は約2.45時間※。1ヶ月換算だと9.8時間~10時間になります。
そうすると時給16,000円あたりが時給の妥当な数値でしょうか。

※労働時間の算出
私の1週間の副業労働時間としては家に帰った後に30分~1時間くらい。通勤時間に携帯で記事を書いたり、会社の昼休み中に記事を書いていたりするので、それを含めるとプラス20分ほどでしょうか。また、月に1回くらいは休日の暇な日にガッツリ5時間ほど作業していたりするので、それを1ヶ月=4週間として割っておおよそ1.25時間。2.45時間あたりが妥当な数値だと算出しました。

私の場合、本業がエリートサラリーマン等ではなく量産型の普通サラリーマンなので、時給換算をしても16,000円なんていう数値は出ません。
そもそもサラリーマンの時給が16,000円の人だと年収3,200万円という計算になりますからね…

※サラリーマンの時給換算の目安
年収を総労働時間で割れば大よその数値が出ますが、面倒な方はだいたい年間2,000時間労働で換算しても良いと思います。
1日8時間×245日(休日120日)=1,960時間
残業を少々はしている事を踏まえて2,000時間としています。
年収500万円であまり残業しないサラリーマンの場合、おおよその時給換算で2,500円ほどになります。

こうやって副業の時間を時給換算で算出してみましたが、そもそもサイト運営の副業の場合、時給で換算する事は無意味です。
サラリーマンやアルバイトのように労働力の提供に対する所得ではないからです。

時給で考える事が無意味であるという事

一概には言えませんが、サラリーマンやアルバイトは既にほぼ出来上がっているビジネスモデルのスキームの中で労働を行っています。
それに対してサイト運営の副業に関してはゼロからビジネスを構築しなければならず、最初のうちは無収入となります。

これを電車に例えると、サラリーマンははじめから「車掌」「運転手」などで雇われた状態を指しており、他の人が敷いたレール(ビジネスモデルやマニュアル)の上を走っているのですが、サイト運営の副業はまさに「レールを設計から作っているような状態」となります。

「車掌」「運転手」の場合、その役割をまっとうすればその分だけの報酬を確実に手にする事が出来ますが、レールを作る事から始めた場合、そもそも乗客がいないどころか列車も走っていないので、無収入なのです。

一方で「車掌」「運転手」の場合、その仕事を辞めてしまった途端に収益がゼロになります。ところがレールを作り、実際に乗客を乗せて電車を走らせる事ができれば、労働を辞めたとしても収益が入ってくるのがサイト運営の副業の良いところです。

先ほど、「私の時給は16,000円です」と申し上げてしまいましたが、実のところ「数年前にコツコツと無収益ながら作っていたレールのおかげ」というわけなんですね。

つまるところ、副業自体を時給換算する事自体はあまり意味ないですよねというお話でした。(もちろん、副業=ストック型のビジネスというわけではなく、労働集約型の副業をされている方もいるかと思います)

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